ソニーが PS Vita / PS Vita TV のシステムソフトウェア v3.00 アップデートの提供を開始しました。追加される主な機能はペアレンタルコントロール、ポケットステーション対応、来年2月22日発売のPS4と連携するPS4リンク、PS3とのWiFiコンテンツ転送、全天球写真が撮れるパノラマカメラなど。
なかでもポケステことポケットステーション対応は、PS Storeで無料配信されるアプリ PocketStation for PlayStation Vita をダウンロードすることで、PS Vita がポケットステーションになる機能。旧規格のゲームがダウンロードできるゲームアーカイブスでは、ポケットステーション (for PS VIta)対応の初代プレイステーションゲームがすでに多数配信されています。
写真はポケステ対応ソフト『どこでもいっしょ』を PocketStation for PlayStation Vita で動かしたところ。『どこいつ』はソニーにとって希少な内製ゲームコンテンツIPとして、新型 PS Vita 本体とアーカイブス版ダウンロードコードがセットになった驚異の 旧作同梱版バリューパックも12月に発売予定です。
Vitaアプリ版のポケステ PocketStation for PlayStation Vita は、一般向けには12月5日に無料配信予定。月額有料制のPS Plus加入者は、本日11月5日から先行ダウンロードできます。
ペアレンタルコントロールは、PS Vita / PS Vita TV で起動できるソフトのレーティング、使える機能、利用できる時間などを保護者が細かく設定できる機能。
PS4リンクは、PS4の画面をPS Vita に飛ばして操作するリモートプレイや、PS Vita をサブ画面として使うセカンドスクリーンに対応。いずれも国内では、PS4が発売される来年の2月22日以降のサポートです。
[フォト]アプリになぜか加わったパノラマ撮影は、手持ちしたPS Vita の角度を動かしつつ繰り返し撮影することで、360度全天球パノラマ写真が撮れる機能。Android標準カメラアプリのパノラマや、マイクロソフトPhotoSynthアプリと同様の機能です。